財団法人の健康・体力づくり事業財団(東京・港)が実施した健康知識に関する調査では、メタボリック症候群について「言葉を知っている」と答えた人は98%、「内容まで知っている」という人は80%に上り、関心の高さが浮き彫りになった。ただメタボリック症候群の基準などを間違って理解している人も7割を超えており、同財団では啓発の余地は大きいとしている。
「腹囲が男性85センチメートル以上、女性は90センチ以上になるとメタボと診断される」と誤解している人は73%に上った。正しくは腹囲がこの基準を上回ることに加えて高血糖、高血圧、脂質代謝異常のうち2つ以上該当するとメタボと判定される。同財団は「『85センチ・90センチ』という数値がひとり歩きしている」と分析している。 調査は30歳から74歳までの847人から回答を得た。
◆メタボ健診が始まります。
08/4月から医療制度が大きく変わります。75歳以上が対象の後期高齢者医療制度やメタボリックシンドロームの「特定健康診査」がスタートします。
糖尿病や心筋梗塞(こうそく)などの生活習慣病につながる恐れのあるメタボリックシンドロームの「特定健康診査」も始まる。40〜74歳が対象で、会社員は職場健診に腹囲測定などの項目が含まれるようになる。会社員の妻など扶養家族は、それぞれの健保が指定した医療機関で、国民健康保険加入者は近所の医療機関で健診を受けることになる。
◆ウーロン茶が脂肪の排せつを促す作用がある。
中国で脂っこい料理の前後にウーロン茶を飲む食文化が生まれたのも、生活の知恵として引き継がれてきた結果です。
食事をした後は、血液中の中性脂肪値は上昇しますが、ウーロン茶(特定保健用食品として認められたもの)を飲むと食後の中性脂肪値の上昇を抑えられることが人の試験でも確認されています。
こうした有用な働きがあるのは、カテキンがいくつも結合したウーロン茶特有のポリフェノールのためだといわれている。
このほか、ウオーキングなど有酸素運動(100メートルを一気に走るような運度は無酸素運動)の前にウーロン茶を飲むと、中性脂肪が分解されて遊離脂肪酸が多くなり、血液中の中性脂肪値が低くなるという研究報告もあります。
メタボリックシンドロームや予備軍と診断されれば、医師や管理栄養士などから生活習慣改善のための「特定保健指導」を受ける。食事や運動の目標を設定し半年後に目標通りにできたかチェックする。
高血圧(上が130mm.以上、下が85mm以上、または両方)
高血糖(空腹時110mmg以上)
高血中脂質(中性脂肪値が150mm以上、善玉コレストロール値が40mmg未満)
いずれかに該当していたら、
メタボリックシンドロームになります。
メタボリックシンドロームの恐ろしいところは、
単なるお腹太りにとどまらない点です。
ほうっておくと、動脈硬化が進行し、血管が詰まりやすくなります。
その結果、心筋梗塞や脳卒中などが起こるリスクが何十倍も高くなるのです。
◆
メタボリックシンドロームは?
(ウィキペディア(Wikipedia)より)
代謝症候群(メタボリックシンドローム、metabolic syndrome)とは、内臓脂肪
型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を
合併した状態。
WHO、アメリカ合衆国、日本では診断基準が異なるため注意を要する。
以前よりシンドロームX、死の四重奏、インスリン抵抗性症候群、マルチ
プルリスクファクター症候群、内臓脂肪症候群などと呼称されてきた病態
を統合整理した概念である。
それぞれ単独でもリスクを高める要因であるが、これらが多数重積すると
相乗的に動脈硬化性疾患の発生頻度が高まるため、ハイリスク群として
予防・治療の対象と考えられてきた。このようなリスク重積状態が偶然に
起きたとする考え方と、何かの共通基盤(内臓脂肪の蓄積・インスリン抵抗
性・遺伝的背景など)に基づくという考え方があり、近年では特に内臓脂肪
の蓄積による肥満が着目されている。
メタボリックシンドロームでは、内臓脂肪蓄積型肥満=男性型肥満とも
いわれています。
上半身型肥満=リンゴ型肥満に対して注意が呼びかけられている。
(一方女性型肥満といわれている洋ナシ型肥満、これは下半身型肥満とも
いわれ内臓肥満とはとらえられていない。
以前はW/H比、ウェストヒップ比が議論されたこともある)。
しかし、日本の中年男性の半分近くがこの「症候群」またはその予備群に
該当するものであり、果たして「疾患」として扱うのが妥当であるかどうか
議論になっている
◆
メタボリックシンドローム撲滅委員会とは
現在、わが国は世界に例を見ないスピードで高齢化社会が進行しており、
厚生労働省は健康寿命の延伸をテーマに、2000年より「健康日本21」
運動に取り組んでいます。
しかし、それ以降も糖尿病をはじめ、高血圧、高脂血症など生活習慣病の
患者・予備群は増加し、医療費の増大にも歯止めがかかっていません。
これらの疾患の発症や悪化には、「内臓脂肪型肥満」が大きな関わりを持
つことが明らかになっていますが、この「内臓脂肪型肥満」に加え、
さらに血糖値、血圧、血清脂質のうち二つ以上が危険域にある場合を
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼んでいます。
2005年4月には、内科系8学会(日本動脈硬化学会、日本肥満学会、
日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本内科学会、
日本腎臓学会、日本血栓止血学会)が合同委員会を編成し、メタボリック
シンドロームの診断基準を作成しました。
メタボリックシンドロームの状態では、動脈硬化が年齢相応より早く進行し、
心筋梗塞、脳梗塞のリスクが大きくなりますので、その改善が重要になり
ます。
産経新聞社およびフジサンケイグループ各社は、厚生労働省の後援を得て、
関連学会・諸団体、協賛企業各社とともに、
2006年1月に松澤佑次(財)住友病院院長(日本肥満学会理事長)を
委員長とする「メタボリックシンドローム撲滅委員会」を発足させ、
メタボリックシンドロームの危険性を広く啓発し、国民の健康づくりを
支援するメタボリックシンドローム撲滅運動を推進しています。
◆
アロエがメタボリックシンドローム予防に効果あり !!
便秘を解消し、ダイエット効果抜群の「アロエ」にまた新たな効果が秘めら
れていたことが、森永乳業生物化学研究所の研究で突き止められました。
今回、明らかになったのは、内蔵脂肪と血糖値の改善効果です。
これは、アロエベラゲル(アロエベラのゼリーのような葉肉部分)から精製
した植物ステロールを、肥満の糖尿病ラットに与えるという実験からわかっ
たものです。
1日1回、44日間投与後、血糖値、糖化へモグロビン値、体脂肪量を測定
したところ、血糖値とモグロビン値は有意に低下。
とくに、血糖値は植物ステロールを与えられていない糖尿病ラットにくらべ、
約4割も低下していました。
さらに、内蔵脂肪量も、低下することが判明しました。植物ステロールを与え
ていないラットと比較すると、約3割の低下でした。
このことにより、糖尿病に対する効果いがいに脂質代謝を改善することで、
内蔵脂肪型肥満を防ぐ効果がアロエベラには期待できることが明らかにな
ったといえます。
内蔵脂肪が原因とされる、メタボリックシンドロームの予防にもアロエが
期待できそうです。
メタボリックシンドロームにならないための自己管理が大切ですね。
◆
アロエについて(ウィキペディア(Wikipedia)より)
アロエ(蘭: Aloe)はアロエ科アロエ属の多肉植物の総称。
現在までに300種以上が知られている。
日本ではキダチアロエとアロエベラ、アロエ・サポナリア、アロエ・不夜城の
4種がよく栽培される。
アロエ属全体としては原産地はアフリカ南部、およびマダガスカルに集中
している。古くは蘆薈(ろかい)と称した。
アロエ属の科は分類体系によって異なっており、アロエ科、ユリ科、
ツルボラン科のいずれかとなる。
普通観賞用に栽培されるものはキダチアロエ(学名Aloe arborescens)
という。「木立ち」の名の通り茎が伸びて立ち上がる。
暖地では戸外でも育ち冬に赤橙色の花をつける。外葉は苦味が強いが
ゼリー質はアロエベラと変わらず苦味はない。ワシントン条約によって輸出
入は制限されている。
食用(アロエヨーグルトなど)にはアロエベラ (A. vera) の外皮を剥いたゼリ
ー質が使用されている。
ほぼ全種がワシントン条約で保護されるアロエ属にあって唯一栽培種とし
て例外措置されている。
花は黄色で、葉は長く株の中心部の葉が成長し、外側の葉は成長に伴い
枯死する。寒さには弱い。
世界で一番大きなアロエはバイネーシー (A. bainesii) 高さ18mにもなり、
花穂は三叉に分岐、ピンクの花をつける。
逆に、最小のものはアロエディスコイングシー (A. descoingsii) で最大でも
数cmにしかならない。
生 薬
日本薬局方に基原植物として収載されているアロエはアロエフェロックス
(A. ferox)(ケープアロエともいう)、およびこれとアロエアフリカーナ
(A. africana) 又はアロエスピカータ (A. spicata) との雑種とされている。
これらの葉の汁を乾燥させたものが日本薬局方でいう「アロエ」である。
これを内服すると健胃、便秘に効果がある。
キダチアロエは、昔から俗に「医者いらず」といわれているもの。
葉肉の内服で健胃、便秘に効果がある。
外用で傷や火傷に用いられる場合もあるが、逆に悪化させる事も有り、
使用を控えるのが望ましい。
なお、キダチアロエ以外の、観葉植物として出回っているほとんどのアロエ
には薬効となる成分は含まれていないので、誤った使用をすべきではない。
メタボリックシンドロームに効くという
◆
アロエの効用、成分とは
アロエにはアロインというアロエ独特の苦みの成分が含まれており、他にも
アロエニン、アロエウルシン、などの有効成分が含まれています。
☆アロイン
硬くなった毛細血管に弾力を取り戻し血圧を下げる効果を得られます。
大腸で腸管からの水分の分泌を増やし、腸の働きを活発にする効果が
あります。
☆アロエニン
胃酸の分泌を抑え、胃酸過多による胃もたれ・胸やけ、食べ過ぎなどに
よる、胃酸不足の状態時に、胃酸の分泌を増加する効果が得られます。
☆アロエウルシン
胃や十二指腸の粘膜に作用し、潰瘍の治りを早める効果を得られます。
◆
アロエの種類
現在、日本で広く栽培されているものはキダチアロエと呼ばれるものです。
沖縄県、九州、四国、伊豆、房州などで栽培されています。
キダチアロエ以外にケープアロエ、アロエ・ベラ等があります。
☆キダチアロエ の特徴
木のように立つので、キダチアロエと呼ばれます。
キダチアロエは、日本の特産種で、海外にはほとんど見当らない。
アロエの中では寒さに比較的強い方で、冬を越し、
日本の風土に合ったアロエ。
ケープアロエやアロエベラにくらべると小型種だが味がよく、
作用もおだやか。
日本ガン学会や日本薬学会ですぐれた成分があること、
副作用がないことが発表され、その価値が再認識されています。
繁殖力も旺盛で、挿木でふやすことができます。
☆ケープアロエ の特徴
ケープアロエは南アフリカのケープ地方で栽培されている。
葉が厚くかたいトゲが多い。日本では医薬品原料専用で、
食品や化粧品への使用は禁止されている。
☆アロエ・ベラ の特徴
キダチアロエにくらべると大型種で収量も多いが、寒さに弱い。
薬臭くて味は劣る。欧米では薬局方に載っているアロエで、局方成分の
「アロイン」を除去しないと食品や化粧品に使うことができない。
「アロイン」は苦い成分で、表皮のすぐ下にうすく層をなしてくっついている
から、表皮をはぎとって、ゼリ−状の葉肉部だけを利用する。